クルーザー


【クルーザーの内装修理】

   

施工前

 
クルーザー  

クルーザーの内装修理です。

まずは、全体の写真を見てください。

二枚目の写真は、初めの写真の面、船尾側の窓です。

内装部材は全てチーク材のクリヤー仕上げです。

今回は、フィックスの窓から水が浸入して、窓枠や壁を傷めたそうです。

水に強いチーク材がこれほどになるのですから、長年そのままにされていたのでしょう。

塗膜が浮いて白くなっています。
また、紫外線の影響なのか材自体も白ぼけています。

枠のジョイント付近は、木口から水を吸い上げる為、
他の部分より傷みがひどいです。

これを修理してまいります。

 
 クルーザー  
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矢印  

施工後

 
クルーザー  

汚れ除去・下地処理や不陸調整を行った後、
着色塗装に取りかかります。

この度の修理に使う塗料は、

柔軟性のある外部用特殊ウレタンです。
塗膜表面の堅さは一般的なウレタンと同じですが、
柔軟性があるので、下地材の動きに追従してくれるはずです。

30㎝程にわたり白ぼけていたところも
木目を描くように再現しました。

ジョイント付近の傷みもほとんど判らなくなりました。

このような窓がこの船室に四箇所有り、全てがこのように傷んでいました。

ガラスは、マリーナの職人さんが交換してくれますので、
おそらく、窓周辺はもうこのように傷むことは無いでしょう。


施工の詳しい様子は、ブログからどうぞ。

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